CP+ 魚住先生   『カメラマンとお節介』

CP+魚住先生の講習会レポです。 講習はEOS学園と変らない感じで撮影テクニックというよりも心構えみたいな事が中心でした。

魚住先生1

 

 

才ある先生の話しなので、とても楽しかったです。魚住先生の一番凄いところは素人カメラマンを全否定しないところですね・・・

執筆されてるテクニック集や、出版物を見ても『プロにしか撮れない写真』ではなく、『素人が極めるとこうなる』といった印象を受けます。

一見簡単そうで、かなり凄いことをさらっとやってのける先生に憧れ・・・・・ いや、憧れてはいません。『撮影よりも家庭を壊さないようにしてね』とか、『まず自分が健康に』なんて言ってるのを聞いて、先生らしいなと感じます(笑)

スライドの写真を見ていると、自分も撮影したことのあるロケ地の写真がいくつか出てきたのですが、自分とはレベルの違う先生の素晴らしい写真に感心しきりでした。

 魚住先生2

 

ですが・・・僭越ながら自分の方が分かってるな、と思う事もありました。それはコンタクトレンズです。

講習中に「最近の女の子はディファインコンタクトとかカラコンを付けてくるから、眼球の向く方向が定まらないんだよね・・・ 僕は、『ディファインのコンタクトなんかよりも自然の君の方が可愛いから外そ。』って言って毎回外して貰ってます。 これって皆さんも同じ様に感じてらっしゃると思うので、魚住良い事言ってたなって、報告して下さいね」 と仰っていたのですが、

 

1つ目に、女の子は可愛いと思ってるからディファイン使ってるんですよ!魚住先生の美的感覚も素晴らしいですが、目に自信のない女の子は何言われてもディファインの方が可愛いと思ってるはずです! という事と、

2つ目に、コンタクトによって動く眼の位置を修正して撮る方法があるということです。 撮影した際にブレるのは眼振運動と瞬き後に角膜との摩擦力で時間差が生じるからですが、一端下を向かせてから撮影方向と逆に顔を動かさず眼だけ動かして、最後にカメラの軸に合わせてもらえば動かずに撮影出来るんですよね・・・ こんな面倒な事したせいでモデルさんとのリズムが定まらないリスクを考えると、プロカメラマンは絶対しないでしょうが・・・・ カラコン無しでは話にならないコスプレの撮影で培われた、素人ゆえのテクニックかもしれません。  

 

 

先生の話を聞いて、「やっぱプロはコスプレなんて撮影しないよなぁ・・・」と思ったのと、自分も細心の注意をしているつもりですが、余計なお節介を焼いてしまう事に気をつけようと感じました。

良かれと思ってもウザかったり、相手の負担とリスク軽減の為に遠ざけようとして不和になったり・・・  カメラマンに一番大切なのは空気を読む力なのかもしれませんね。

 




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