明治神宮 例大祭 流鏑馬

文化の日に明治神宮で武芸大会と流鏑馬が行われていました。 弓道しか解らない管理人と、馬術しか解らない知人の二人で流鏑馬を観覧しましたが、カッコ良かったですね!

馬場慣らしの様子。 この頃(開始3時間前)には席取りを始める方が多くいました。

海外の観覧者も多く、観覧席では凄い美人の方が一時間くらい正座で瞑想なさっていて、「(日に焼けるよ・・・)」と心配になりましたが、変な緊張感がありました・・・

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馬場慣らしの様子を見ていると女性の方も多く騎乗なさっていて、『女性!?』と驚きました。偏見で男性ばかりと思っていたので・・・いや、凄いです。

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対面で開催されていた武芸大会を見つつ待っていると、介添えの方と一緒に人馬が入場してきました。

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意匠も細部に拘っていて、格好良かったです。弓は籐巻きの弓を使ってらっしゃる射手と、カーボン弓やグラスファイバー弓を使ってらっしゃる射手がいました。籐巻きが竹弓かどうか判りませんでしたが、管理の難しさ故でしょうか。

馬術を知る知人に依ると、鞍や鐙等は現代馬具と全く違い、昔の物を再現して個別に作ったのだろうという事です。自分にはその違いが判りませんが、鎌倉~江戸時代はこうやって騎乗していたのかなぁ・・・となんだか昔に思いを馳せたりします。

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女性の射手が普通に美人さんで口がポカーンと開いてた気がします。「胸当て無いのに大丈夫なのかな?」と不思議に思いましたが、左肩から左腕に付けられた射籠手が代わりに役目を果たしているのかもしれませんね。弽は押し手弽(?)も付けられていましたが、通常弓道で使う物とは違う種類でした。矢も弓道で使われている物とは少し違っていて・・・ 弓道というよりは弓術に近い部類なのかもしれません。2013年の現代に弓術の名残が存命するって凄いことですよ。

衣装は、夏鹿毛の行縢、綾藺笠に烏帽子、太刀負いの箙がけと 自分が文献のみで知る流鏑馬そのものでした。管理人も神事の際に居合奉納の為江戸時代の衣装を纏う事がありましたが、細部はここまで正確に再現されていませんでしたね・・・今回の流鏑馬は神奈川県の団体の方がなさっているという事ですが、素晴らしいのひと言に尽きます。

鏑矢を儀式的に引いた後、いよいよ笠懸が始まりました。

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胴造りは一体・・・打起こしは正面?斜面?等、注目していた点は多かったのですが、始まると迫力の凄さに撮るのも見るのも忘れてただ唖然としていました。

一番下の写真は決定競射(?)の時ですが、あの的に馬上から当てるとか・・・口ポカーンですね・・・気がついたら終ってました。

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神拝の様子です。

あっという間の1時間でしたが、久々に良い物が見れました。




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