アレグラ と アレグラFXの違い

 

最近花粉症のお薬として【アレグラFX】のCMをよく目にしますね。 広く使われている第二世代の抗ヒスタミン薬【アレグラ】の市販薬とあって、販売元の久光製薬もかなり力を入れているようです。

 

 

もともとアレグラはサノフィ・アベンティスが医療用医薬品として販売していましたが、昨年夏に久光製薬とサノフィ・アベンティスがOCT事業で合弁会社『久光-サノフィ株式会社』を立ち上げた為、今回その事業の一環で販売されているようです。 

アレグラFX

 

 

「アレグラFX」は第一類医薬品に該当するので、 「医師の処方箋は必要ないけれど、薬剤師さんと話さないと処方して貰えない」 お薬です。

 

もともと「アレグラ」には、「アレグラ錠30mg」 「アレグラ錠60mg」 「アレグラOD錠60mg」 の3つが存在しますが、 今回はそのうち 「アレグラ錠60mg」を OCT医薬品=一般医薬品として販売していますね。

「アレグラFX」は久光製薬が販売元になりますが、サノフィ・アベンティスの「アレグラ錠60mg」とほぼ同じデザインのパッケージ、錠形で、唯一違っているのは錠剤表面の刻印だけのようです。

 

 

つまり、「アレグラFX」は「アレグラ」と全く一緒と考えて良いです。

 

大人が使う分には病院に行く手間や処方箋を出してもらう手間が減る分かなり便利になりましたが、

注意点として15才未満の子供と授乳中のお母さんは服薬出来ないので、花粉症に悩んでいるお子さんは病院を受診された方が良いのかもしれません。

同成分の市販薬を購入する場合、病院で処方を受けた方が安い場合と、初診料を考えると薬局購入が安い場合があるので悩みどころではありますが、

定期的に服薬なさっている方は一度薬局に行ってみると良いかもしれません。

 

アレグラは脳に薬が行き難いので、他の抗アレルギー薬と比べて圧倒的に眠たくならない利点があります。 今回の販路拡大は花粉症の季節に悩んでらっしゃる方にとっては朗報ですね。

 




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