5DmarkIII ファームウェアアップデート ver1.2.1

5DmarkIIIのファームウェア アップデートのお知らせ&日程がCANON公式から発表されました。

CANON公式発表 HPはこちら

 

 

5D3 ファームアップ

 

管理人の1人は5DmarkIIIをメイン機として使っているのでwktkが止まりませんが、今回のファームウェアで恩恵を授かるのは超望遠域を使う方と、ムービーを撮る方に限られそうです。当機の操作体系には大きな不満が無いので、ファームウェアのアップデートに過度な期待はしていませんが、詳しく内容を見てみると面白い事を感じます。

 

5D3ファーム1

 

アップデートの概略ですが、今回のVer1.2.1からF8測距と動画出力パターンのバリエーション増加が可能になります。

F8AFは言わずもがなF4ズームレンズで×2Extenderを使えるようになる点が大きなポイントです。EF70-200mmF4ISを使ってらっしゃる方は多いでしょうから、これは朗報ですね。140-400mmが簡単に完成します。

動画出力は・・・よくわかりません。 圧縮形式が変更出来る点と、HDMI出力でのモニタービューイング撮影が楽になるのでしょうか・・・ すみません。分かりません。

 

F8測距はNikonのお家芸的なところがあり、CANONはこれまでミドル機のf/8AFをスルーしてきた歴史があります。 中央だけとはいえ、領域拡大AFも含めたF8測距を可能にする事ができたのは、5DmarkIIIでAF専用のエンジンを搭載した恩恵かもしれませんね。というのも、F8センサーは乗っていないはずなので、AFはエンジンパワーの力技で押し切っていると推測されます。ライブビュー時のクイックAFでF8測距が不可能というのは、その影響が考えられます。 注意書きにコントラストの低い被写体で(F5.6~F8限定)AFピントが抜けやすいと記載されているのは、位相差ではなくコントラストAFのアルゴリズムを使っているからかもしれませんね。

となると気になるのはAFの速度ですが・・・ (1DX系ではAEAFフィードバック等が実装されていて、5D系と同立に扱う事はできませんが、)海外情報では1DXファームでのF8AFは評価を受けているので、5DmarkIIIも実用レベルと推測されます。

 

7DVer2アップデートは各地で衝撃を起こしましたが、今回のアップデートは『おぉ』程度の感動です。 でも、実装されると使ってみたくなるのが人の常ですね。 30日が楽しみです。




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