日銀金融政策決定会合 

日銀創設以来の注目を集めた金融政策決定会合が今日取り纏められました。市場関係者は今週家に帰ってない方も多かったようですね。

結果、『異次元』と言われる緩和政策は確かに市場の予想を大きく上回り、あらゆる相場に影響を与える発表となりました。 ADRではかつて見たことの無い様な反応を示しているので、今回の日銀発表が世界にまで影響を与えている事がわかります。

黒田効果4月5日 日経平均(2days)

因みに、会合の資料はこちら(日銀4月4日会合結果)から閲覧出来ます。

 

ポイントは、金利調節からマネタリー・ベースへ切り替えて緩和政策を進める点です。これは他国の後追いでしかなかった日銀が、世界に先駆けてマネーベース調節を採用することで、デフレと戦う意志を明確に打ち出す最大の要因になっています。市場もこれを好感して指標が跳ね上がりました。また、議事が全会一致で決定した点も好感される要因だったようです。

面白いもので白川総裁の頃は個人投資家からは「総裁が口を開くとドル円が下がる」「テレビに映ると日経が調整局面に」なんて酷いことを言われていましたが、黒田総裁は会見で、これまでのA4コピーの説明資料配布のみに留まらず、大きなパネルをわざわざ用意して分かりやすい日銀を積極的にアピールしていました。 ネットからは「白から黒への転換」を歓迎する声が多いように感じます。

黒田効果 為替

為替のドル円3+程度の跳ね上がりは、最近よく目にしますが、上下500オーバーというのはサブプライムの頃にあった落下からの700+以来の気がします。今年に入ってからの相場を眺めると、マインドの大切さを改めて勉強させられますが、春の良い風が吹いてきたかなと感じます。  トレードデスクを片付け相場に張り付かなくなってから、ストレスの無い分冷静に・・・ある意味他人事の様にニュースを見られる様になった気がしますww

個人事ですが、貯め込んでいたドル円77.7Lを利確したので少し景気の為に何か使おうかと思います。カメラか医学書か・・・旅行か・・・。 勉強に追われて時間が無いのが悔やまれます。




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