撮影のバランス
趣味でカメラを構えていると、「撮るものが偏ってきたな」と思う事あります。「撮りたくなくても撮る」プロの方と違って、趣味のカメラは自由が故に被写体が偏りがちです。そこで自分は偏ってきたと感じたら神社と人を撮ってリセットするようにしています。
神社は『手水舎(ちょうずや)』が好きですね。よく見かける手を清める場所の事です。
靖国神社 NEX-6+SEL50F18
最近神社に行って不思議に思うのが神拝の作法です。正式な手順は地域、武道や流派によって違いますが、特に外国の方の方が手水を正確に扱っていて驚かされます。
NEX-6+Σ E30mm
柄杓を収める際に両手で把持して柄を寝かせ、水が伝って洗うように傾ける所作で柄杓を戻す参拝者は、昨今海外の方ばかりな気がします。堅苦しい気持ちで参拝しても良い事ないと思うのですが、外国の方の宗教遵奉観は揺るぎないのだなぁと感じますね。
代々木八幡 NEX6
ともあれこの手水舎は、数えきれない程多くの人の汚れを流しているのに・・・それでいて淀んでいない様子に趣を感じます。
もうひとつの「人の撮影」は、基本女性です。撮影の基礎技術が凝縮されているので云々・・・ は兎も角、ポートレートは相手が居て成り立つ撮影なので・・・雑談とか楽しいですよね。 絵のインパクトが一瞬で決まるところ、人を相手にするところが植物や航空、星の撮影と違う所かもしれません。
何と言ってもカメラとモデルさん、スタッフさんの気分次第で全く違う写真になるところが面白いのではないでしょうか。
清水さん 5DmarkIII+50mmF1.2
神社と女の子って落差ありすぎな気もしますが、野菜と肉という感じで使い分けてます。 皆さんはバランス良く撮影なさってますか?